マイナポータルAPから確定申告はできる?e-Taxとの連携の仕方
マイナポータルとは自宅で様々な行政サービスを受けることのできるオンラインサービスです。
そのマイナポータルを利用するために必要なのが「マイナポータルAP」。アプリを起動してマイナンバーカードを読み取ることによって個人を認識してログインできます。
今回はそんな「マイナポータルAP」を利用して確定申告など国税に関する各種手続きを行えるe-Taxとの連携方法を紹介したいと思います。
e-Tax(正式名称は国税電子申告・納税システム)とは、国税庁が運営している国税に係る申告や申請や納税することができるオンラインサービスです。
今までは「マイナポータルAP」や「e-Taxアプリ」など複数のアプリを使って手続きをしていましたが、令和3年1月からは「マイナポータルAP」のみで利用可能となりました。
一つのアプリで国税などの各種手続きが完了するのでとてもスムーズで便利になりました。
- トップ画面の「もっとつながる」を選択
マイナポータルAPからログインしトップ画面にある「もっとつながる」を選択してください。
- 国税電子申告・納税システム(e-Tax)の「つなぐ」を選択
つながっていないウェブサイトの公的機関の国税電子申告・納税システム(e-Tax)の「つなぐ」を選択してください。
- 「同意」を選択
- 「マイナンバーカードから読取」を選択
- 券面事項入力補助用のパスワードを入力してマイナンバーカードを読み取る。
マイナンバーカード発行時に決めた「券面事項入力補助用」のパスワードを入力してからマイナンバーカードを読み取ってください。
- 情報を入力して「送信」を選択
- マイナンバーカードの読み取り
「マイナンバーカードの読み取り」を選択して再度マイナンバーカードを読み取ってください。
- 各自選択
e-Taxを利用したことある人は一番上、初めて利用する方は真ん中、利用したことあるが番号や暗証番号を忘れてしまったひとは一番下を選択してください。
- 利用者情報を入力して「確認」を選択(e-Taxを初めて利用する方のみ)
- 「送信」を選択
先程入力した情報が正しいかしっかり確認して、「送信」を選択してください。
これでe-Taxとの連携できたので、確定申告や国税の各種手続きがマイナポータルAPで一貫して利用することができるようになりました。
マイナポータルAPのいいところ
マイナポータルAPはマイナポータルを利用する上で必要不可欠なアプリです。
マイナポータルAPがあればマイナポータルの利用、他の公的機関との連携や申告書に電子署名を付与することも可能です。
NFC機能搭載の端末ならほとんどの機種が利用でき、市役所や税務署に足を運ばなくても自宅で各種手続きができるのはとても便利なことだと思います。
マイナポータルAPでとても良いと思ったところをいくつか紹介します。
・マイナポータルは24時間手続き可能なので日中は仕事で忙しい人なども簡単に手続きができる。
時間に縛られることもなく、仕事を休まなくてもいいのでとても便利です。
・煩わしい書類記入などがなくカードをかざすだけでログインできる。
市役所の窓口で書類を渡されてペンで記入してまた窓口へ、と時間のかかる動作がなく数秒で完結するのでとても便利です。
・小さい子供がいるなど、なかなか外出できにくい人でも、外出することなく自宅で手続きができる。
生まれたての赤ちゃんや病気や怪我で動きづらい人などでも、子ども手当の手続きや医療控除の手続きを自宅でできるととても助かります。
・基本的な操作が簡単。
マイナポータルAPではスマートフォンにマイナンバーカードをかざすだけで各手続きが完了します。
・大変な確定申告や国税関係の手続きも自宅で行える。
書類が多かったり、記載に不備があったり、修正しなくてはいけないようなことがあるほど大変な確定申告や国税関係をオンラインサービスで申請できるはとても便利です。
このように様々な良いと思える内容がありますのでぜひどれかに魅力を感じた人は利用してみてください。
マイナポータルAPの改善してほしい点とは?
このようにマイナポータルAPには様々な利点が多いですが、中にはNFC搭載の端末でアプリにも対応しているはずなのにうまく読み取れない、精度が悪すぎるなどの声もあるのが事実です。
そしてマイナポータルAPでは利用する度にマイナンバーカードの読取をしなくてはならないのですが、毎回読み取るのは面倒くさい、もう少し回数を減らしてほしいなどという意見もあります。
マイナポータルAPでは個人情報を閲覧することができるので、セキュリティ面はしっかりして欲しいところではありますがどのように改善されていくかに期待できますね。